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  3. 【安心・安全の見える化】第三者機関による「10回の施工検査」とは?

こんにちは!Natural Designのゾウシです🎃
今回は建築現場の品質をどのように検査しているのか、詳しくまとめてみました。
家を建てる際に気になる「施工品質」。
それをどのようにしてお施主様へ見える化するのか。その仕組みや検査内容についてご紹介します。

※第3者検査機関による合計10回の施工検査は2025年3月以降の契約者を対象としています。


はじめに


家づくりで大切でありながらチェックがしにくいところ、それは「見えなくなる部分」。
壁の中の柱、基礎の鉄筋、屋根の防水シート。家が完成すれば、これらは二度と見ることができません。
でも、家族の安全を何十年も支え続けるのは、まさにその「見えない部分」なのです。

一般的な新築住宅で受けなければならない法定検査は2回。
ただ、それではお客様に提供する住宅の品質維持には不十分なので、民間の保証・検査会社に客観的で公平公正な検査を依頼しています。

Natural Designでは、社内のチェックだけに頼りません。
第3者検査機関による合計10回の施工検査を標準採用し、工事の節目ごとに専門家の目で厳しく確認。
さらに、その検査記録を根拠に保険を付帯。完成後も、ずっと安心が続きます。

 

なぜ「第3者」の目が必要なのか?


客観性を確保する
→どんなに誠実な施工者でも、自分の仕事を自分でもれなく確認するのは難しいもの。外部の専門機関が客観的にチェックすることで、「つくり手の主観」に偏らない品質を保証します。

ベストなタイミングで点検
→仕上がってしまうと見えなくなる、大切な部分が家には多く存在します。第3者検査は「その工程の最中」に入るため、隠れる前に正確さを確認できるのです。

記録が残る安心
→各回のチェックシートと写真は、すべて保存。万が一のトラブル時にも、「どう施工したか」を明確に説明でき、保険の根拠にもなります。これは住まいの履歴書です。

 

10回の検査をおおまかに解説します。
専門用語はできるだけ減らして、「何を守るための検査なのか」をお施主さま目線でまとめました。

①基礎の配筋検査(コンクリートを流す前)
家の”土俵”となる基礎の鉄筋を点検します。太さ、間隔、重ね長さ、錆びや破損の有無。すべてが図面どおりか確認。
たとえば土に接する部分は「鉄筋の上に最低6cmのコンクリートで覆う」など、具体的な基準があります。

②基礎完成検査(コンクリート硬化後)
ひび割れや欠け、基礎上面の水平精度をチェック。ここが甘いと、建物全体が数ミリ傾いてしまうことも。

③土台検査(木の土台を据えた時)
土台材の種類・継ぎ手・固定状況、床を支える束や大引のピッチなど、床下の精度と耐久性を点検。家全体を支える床下だからこそ、入念にチェックします。

④屋根防水検査(ルーフィング施工時)
屋根の下地になる防水シートの重ね幅、立ち上がり高さ、張る順番、谷や棟の止水処理。雨漏りの”入口”をふさぐ、最重要工程です。

⑤金物検査(耐震の要)
柱・梁をつなぐ金物の種類、ビスの本数、締め付け具合、干渉の有無、床合板の釘ピッチまで総合点検。耐震等級を、現場で担保するための検査です。

⑥外部防水検査(外壁下地・バルコニー)
防水シートの重ねしろ、サッシ周りの防水テープ処理、配管貫通部の止水、バルコニーの立ち上がり高さや排水経路。雨仕舞いの生命線となる部分を細かく確認します。

⑦断熱検査(壁・天井・床)
断熱材の種類・厚み・固定状態・隙間の有無などを点検。省エネ性能や結露リスクに直結する”温熱の品質”を確実にします。快適さは、ここで決まります。

⑧外装検査(仕上げ前後)
外壁や軒天・破風の欠けやひび、シーリングの打ち忘れや隙間、通気経路を確認。美観だけでなく、耐久性・防火性も見ています。

⑨PB(プラスターボード)検査(壁の下地材)
ビスの間隔・めり込み具合・端部からの距離、ボードの欠けなど、内装下地の精度をチェック。これが甘いと、壁紙の仕上げに影響が出ます。

⑩完了検査(お引渡し前)
建具の開閉、床鳴り、キズの有無、24時間換気の作動確認、バルコニーの防水や排水機能。暮らし始めて困らないか、総点検します。

 

 

「どれくらい厳しいの?」が伝わる具体例

ここまで全10回にわたる検査工程をまとめましたが、検査の実態も気になるところかと思います。
そこでここでは例を挙げながら、どういった精度で検査が行われるのかをお伝えしていきます。

検査は感覚ではなく、明確な数値基準で行われます。
たとえば、基礎のクラック(ひび割れ)は0.5ミリ以上、屋根の防水シートは上下100mm以上、左右200mm以上重ねて雨を入れないといったような検査基準となっています。

すべて「合格ライン」が細かく定められており、クリアしない限り次の工程には進めません。

検査結果は“見える化”してお渡しします。
各回のチェックシートと写真をファイル化し、お施主様にお渡し。
これは住まいの履歴として、将来のメンテナンスにも役立つ大切な記録です。

検査に基づく保険で、さらに安心
第3者検査機関の記録を根拠に、住宅瑕疵担保責任保険などを付帯。
万が一の際は、原因究明と補修に必要な手続きをスムーズに進められます。

 

 

よくあるご質問

Q. 検査で不合格だと工期は遅れますか?
合格しない限り次工程へ進みません。早く進めるより「正しく進める」を優先します。是正はその場で指示し、写真と記録に残します。
そうした全ての工程を織り込んだ工期をスケジュールとして設定していますのでご安心ください。

Q. 追加費用はかかりますか?
検査そのものは当社標準。是正が必要な場合も、設計・仕様に準拠させるための費用は原則当社負担です。

Q. どのタイミングで立ち会えますか?
ご希望があれば、安全を確保したうえで要所の検査に同席可能です。現場で一緒に確認し、疑問はその場で解消します。
「自分の家がどうつくられているか」を知ることは、何よりの安心につながります。

 

まとめ

家は「完成してからが本番」です。
だからこそNatural Designは、第3者検査機関の10回検査と記録、そして保険の3段構えで、みなさまの住まいに”安心”を標準装備します。
まずは個別相談で、検査の実物資料と流れをご覧ください。見えない不安が、見える安心に変わります。

 

 

 

 

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【 京都市の工務店 Natural Design(株)合田工務店 】

 

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