
みなさん、こんにちは!Natural Designのゾウシです。
今回は京都市の工務店という立ち位置より、今年の住宅トレンドたなるデザイン、素材、間取りをご紹介します!
1.はじめに
2.デザインの最新トレンド
①モダンなシンプルさの追求
②自然との調和
③スマートホーム技術の導入
④コスパ重視の外観デザイン
(⑤京都の景観との調和)
3.注目の素材トレンド
①ナチュラル素材の重視
②無垢材の魅力
③伝統素材の現代的な解釈
4.間取りのトレンドと工夫
①オープンキッチンの普及
②土間のある間取り
③効率的な収納スペースの確保
5.まとめ
1.はじめに
前提として、住宅デザインのトレンドはファッションなどに比べて緩やかな変化です。
また、長い時間を供にすることから、普遍的で洗練されたシンプルなものがおすすめです。
かつてどこの家にもあった和室は、今ではリノベーションによって洋室へと変貌することが多々。戸建て住宅の敷地面積は1990年半ばをピークに減少傾向にあります。
(参考:図表1 利用関係別戸当たり床面積)
これからもこの傾向は続くことが予想され、住まいはよりシンプルに、よりスマートにというトレンドは長く続くと思われます。
2.デザインの最新トレンド
①モダンなシンプルさの追求
シンプルで洗練されたモダンデザインは、2025年の主要なトレンドの一つです。
モノトーンのカラーパレットやシンプルな構成が特徴であり、現代的な空間を演出します。
この傾向は過度に装飾的なデザインから、より落ち着きのある、すっきりとした住空間への志向の変化を示唆していると考えられます。
特に、情報過多な現代社会において、住まいは安らぎと静けさをもたらす場所であることが求められており、そのニーズに応えるものと言えるでしょう。
②自然との調和
自然の活用は依然として重要なトレンドです。 自然を取り入れることで、心地よい空間を演出します。
コロナ渦を経て「おうち時間」という言葉が生まれ、定着しました。そういった傾向からも、住まいが担う役割はより一層、重要になってきます。
③スマートホーム技術の導入
IoTやHEMSなどの技術進歩により、スマートホームの導入が一般化しています。
音声やスマホを使って家電や照明、電力を操作、管理することで、快適で便利な生活空間を実現します。
共働き世帯や多忙なライフスタイルを送る人々にとって、スマートホーム技術は時間と労力を節約する有効な手段となり得ます。
④コスパ重視の外観デザイン
質感に加えメンテナンスのしやすさや、耐久性に優れたサイディングが生まれたことでサイディングは不動の地位となっています。
またサイディングの中にはコーキング(すき間を埋める材料)を使う必要のないものも登場し、メンテナンス周期や費用を軽減させることができます。
デザインとしてはブラック・グレー・ホワイトなどのベーシックカラーや、石調・コンクリート調が人気です。
これらの色は、シンプルでありながら洗練された印象を与え、現代的な住宅デザインによく合います。
(⑤京都の景観との調和)
京都市の景観条例を考慮したデザインも重要です。屋根の色や素材、外壁の色などに制限がある場合があります。
そういった場合には条件を確認し、それらの要素を基にして、全体としてのデザインを模索します。
3.注目の素材トレンド
①ナチュラル素材の重視
木材、石材、塗り壁など、自然素材の持つ温かみや落ち着きが再評価されています。調湿効果や断熱効果など、機能的な側面も魅力です。
自然素材は、見た目の美しさだけでなく、快適な住環境を実現する上でも重要な役割を果たします。
特に、日本の気候風土に適した自然素材は、住む人の健康にも配慮した家づくりに貢献すると考えられています。
②無垢材の魅力
無垢材ならではの木目や香りが、住む人の心を癒し、人工素材にはない心地よさを提供します。また木材には心身にもたらす効用があることが多く報告されています。
例えば、ある実験では木材への接触が心拍数や血圧を低下させ、副交感神経の活動を促進することが示されました。これにより、木材は心身をリラックスさせる効果があるとされており、特にストレス軽減において効果的であることがわかっています。
(参考:木材への接触が人にもたらす生理的リラックス効果)
③伝統素材の現代的な解釈
京町家で使用されてきた素材を、現代の住宅デザインに取り入れる動きも見られます。
例えば、格子戸や瓦、土間などを現代風にアレンジする事例があります 。
上図の施工例では古い建具を新築に設置したものです。
4.間取りのトレンドと工夫
①オープンキッチンの普及
リビングやダイニングと一体化したオープンキッチンは開放的で広々とした空間を生み出し、注文住宅では定番の人気です。
開放性と機能性が両立した、長く支持されているトレンドです。
②土間のある間取り
京都らしい土間玄関や土間収納は、機能性とデザイン性を兼ね備えています。 住宅性能の向上により寒さなどを感じることがなくなり、新たな間取りの選択肢となりそうです。
③効率的な収納スペースの確保
特に狭小住宅が多い京都では、隙間を有効活用した収納アイデアが重要です。
階段下収納やスキップフロアを利用した収納などの静的な収納だけでなく、WICや飾り棚など動的な収納計画も大切です。
5.まとめ
2025年の京都の住宅トレンドは開放性と機能性です。
前述のとおり、戸建て住宅の敷地面積は減少傾向にあります。限られた空間を最大限に活かす機能性と、広がりを感じさせる開放性は必然のトレンドであるといえます。またおうち時間の言葉の通り、暮らしへの関心は自然素材やスマートホームなどの暮らしやすさを加速させます。
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