
断熱等級改正について
こんにちは、Natural Design の ゾウシです🐘
最近は、寒さの厳しい季節が続きますが、みなさんはいかがお過ごしですか。
今回は、これから建てる住宅に関わる重要な法律を
簡潔にまとめていきたいと思います。
2025年4月から、建築基準法が改正され、
住宅の断熱性能に関する規定が大幅に見直されます。
それでは見ていきましょう。
断熱等級の見直し/等級4が最低基準に
これまで最高等級だった断熱等級4が、2025年4月から最低等級として
位置付けられます。(2022年に断熱等級5-7が新設されました。)
これにより、全ての新築住宅が高い断熱性能を持つことが義務化されます。
UA値の基準変更
断熱等級の見直しにより、断熱等級4を満たすためには
UA値が0.87( W/m2・K)(京都市の場合)以下であることが求められます。
それ以上の等級では
断熱等級5:UA値0.6以下(京都市の場合)
断熱等級6:UA値0.46以下(京都市の場合)
断熱等級7:UA値0.26以下(京都市の場合)
2030年には断熱等級5が最低等級になる可能性があり、
今後の住宅建設では、断熱等級5以上を目指すことが推奨されます。
断熱と切っても切れない、気密の重要性
断熱性能を最大限に発揮するためには、気密性能と適切な換気が不可欠です。
しかし、現状は気密に関する規制はなく(2009年廃止)、
また換気に関しても、快適な室温を保つための法令はないのです。
気密性が高いと冷暖房の効率が上がり、省エネルギー化(光熱費の削減)でき、
反対に、気密性が低いと湿った空気が壁内や床下、屋根裏に入り込み、
結果として結露の原因となり、住宅の劣化を早めます。
気密性能を高めると最大化する、換気の重要性
気密性がない住宅では、入ってきた空気が換気計画上の排気口へ行かず、
近くのスキマや排気口から排出されるため、空気の出入りがあっても
換気不足に陥る可能性があります。
しかし、住宅の高気密化を実現することで、換気効率の向上が見込めます。
さらに、より室温の安定を考慮するならば熱交換器を用いた
第1種換気がおすすめ!
断熱性能を最大限に活かすためには、
高い気密性と適切な換気のバランスが重要です。
これにより、快適な室内環境を維持しながら、
エネルギー効率の高い住まいを実現することができます。
Natural Designでは標準仕様にて現状の法改正の基準を超える
断熱等級6:UA値0.46以下、気密性能0.3以下(京都市の場合)を保証し、
第一種換気および熱交換器を設置し、
お施主様の快適な暮らしを実現するお約束をしています。
→Natural Designの住宅性能はこちらから
住まいの知識に不安がある方でも、
安心した住まいの計画が立てられるよう、
ご相談会、家づくり勉強会を随時開催しています。
お気軽にお問い合わせください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
次回のブログ更新は、
2月10日(月)の予定です。お楽しみに!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【京都市の工務店-Natural Design-(株)合田工務店~】
Natural Designは、家づくりの夢を実現するための最良のパートナーとなることをお約束いたします。
新築注文住宅やリフォームに関するご相談は、ぜひ弊社までお気軽にお寄せください。
住宅の専門家として、心を込めてサポートさせていただきます。
スタッフブログでは、Natural Designの活動報告や、家づくりのお得情報など、
定期的にアップしております。
「知りたい情報」や「ブログの中でさらに詳しく知りたい情報」などがございましたら、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
<施工対応エリア>
■京都エリア
京都市・亀岡市・南丹市・向日市・長岡京市・宇治市・八幡市・城陽市・大山崎町・久御山町
■滋賀エリア
大津市、草津市
※お引き渡し後のアフター点検を円滑におこなうために、
車で1時間圏内を主な施工エリアとしております。
【建て替えや狭小地の施工も対応可能】
※上記エリア以外につきましては、直接弊社までご確認ください。