
こんにちは、Natural Design の ゾウシです👀
今回は新築住宅の施工現場の様子をお届けします。
C値について詳しく知りたい方へ
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それでは実際の施工現場を見ていきましょう!
気密施工の現場に密着!
まずは住宅内の気密施行の様子を撮影してきたので、
そちらをご覧ください。
壁に吹き付けているのは、”吹付け硬質ウレタンフォーム”と呼ばれ、スポンジケーキのように膨らみ、素材の中の小さな気泡に含まれるガスが熱伝導を抑えて、断熱性能を高める役割を果たします。
断熱材の種類は他にもさまざまあるのですが、構造材である木材に密着し、なおかつ施工性もよい(現場でのミスが少ない=品質の向上)吹付け硬質ウレタンフォームを採用しています。
この施工によって気密性能も向上し、Natural Desiginの厳しい自社基準をクリアすることができます。
職人さんは適宜、断熱材が規定値に達しているか定規をあて、確認をしていました。
上図のようなコード類や換気のダクトなど、部屋を貫通するこれらの設備の周りは特に隙間ができやすいので、入念に吹き付けています。
気密測定の実施
断熱材の吹付けの2日後、気密測定を実施しました。
この物件はC値が0.1㎠/㎡、αA=総相当隙間面積が14㎠、
n値=隙間の特性値が1.09という数値が出ました。
またC値(相当隙間面積)は低いほど気密性が高く、1.0㎠/㎡以下であれば高気密住宅と呼べます。
今回のC値=0.1㎠/㎡という数値は、気密が十分に取れていることがわかります。
またαAという数値は、この物件のすべての隙間の総面積になります。
※「αA=14㎠」という数字はだいたいチロルチョコ2個半くらいの隙間があるということになります。
n値は隙間の特性値で、1〜2の間の数字で出てきます。
※1に近い…毛細管のように小さな隙間がいっぱいある
2に近い…大きな隙間があると判断します。
※例えば「n値=1.90」のような数字が出たら「窓の閉め忘れがないか」というようなチェックをする指針にもなります。
1.0に近ければ近いだけこの物件はもう埋められる隙間は少ないと判断でき、測定者が目安として確認することができます。
この物件であれば「n値=1.09」となり、
適切な気密施行が実施できているという目安となります。
今回はこの結果をもって、十分な気密施行が実施できたことを確認しました。
まとめ
現場の施工は人の手で行うものですので、むらが生まれてしまう余地があるのが現実です。
しかし住宅に求める基準を明確に定め、定期的なチェックをすることで高品質な住宅を安定して建てることが可能になります。
気密測定は既存の住宅でも行うことができます。
断熱や気密性能を高めた住宅にリフォームできるのか、一度検討したい方はぜひ一度ご相談ください。
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