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  3. 【明るさで後悔?】照明計画で多い失敗と、心地よく過ごす照明計画を紹介

いつもブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
ナチュラルデザインの科田です。

1月も中旬に入り、日が短い季節が続いています。
夕方5時を過ぎると外が暗くなり、自然と家の中で照明を使う時間が長くなりますね。

この時期になると、「夜になると少し落ち着かない気がする」「明るさは足りているはずなのに、なんだか居心地がよくない」といった、照明に関するご相談をいただくことが増えてきます。


今回は、照明計画でよくある失敗の原因を整理しながら、
暗すぎる・明るすぎると感じにくい明るさの考え方について、
コーディネーター目線でお話ししていきます。

照明計画でよくある失敗パターンとは

明るさは照明の数で決まると思ってしまう

照明計画の打ち合わせでよく出るのが、
「暗いと不安なので、少し多めに付けておきたい」
というお声です。

特にキッチンでの調理や洗面での身支度など、
細かい作業が多い場所については、明るさを重視される方が多い印象があります。

ただ、照明を増やせば増やすほど快適になるわけではありません。
必要以上に明るくすると、影がなくなり、夜でも気持ちが切り替わらず、落ち着かない空間になってしまうことがあります。

「明るい=安心」ではなく、「必要な場所に、必要な明るさ」が大切です。

家全体を同じ明るさで考えてしまう

LDKをひとつの空間として考えたとき、すべてを同じ明るさで計画してしまうのも、照明計画の失敗につながりやすいポイントです。
キッチン、ダイニング、リビングでは、過ごし方も目的も異なります。

料理をする場所と、くつろぐ場所が同じ照度だと、どちらかが使いにくくなってしまいます。
用途ごとに明るさを変える意識がないと、「なんとなく落ち着かない」という違和感につながりやすくなります。

照明計画で大切にしたい明るさの考え方

明るくしたい場所と照明を落とす場所を整理する

照明計画で大切なのは、家全体を均一に明るくすることではありません。
キッチンの手元や洗面スペースなど、
作業が中心になる場所は、しっかりと明るさを確保します。

一方で、リビングの一角や廊下、寝室などは、
あえて照明を落とすことで、気持ちがゆるむ空間になります。

明るくする場所と、照明を抑える場所を分けて考えることが、
照度設計の基本です。
この切り替えがあることで、家の中に自然なメリハリが生まれます。

間接照明がつくるやさしい明るさ

ナチュラルデザインでもよく採用しているのが、間接照明です。
壁や天井に光を当てることで、
直接目に光源が入らず、やわらかく光が広がります。
夜は少し落ち着いた雰囲気で過ごしたい、
眩しさを感じずにくつろぎたいという方には、
間接照明はとても相性の良い選択です。

「暗くするための照明」ではなく、
「やさしく照らすための照明」と考えると、取り入れやすくなります。

照明計画で押さえておきたい明るさの目安

照明計画を考える際の参考として、一般的な明るさの目安をご紹介します。

  • キッチンの手元作業:500〜600ルクス
  • ダイニングテーブル周辺:200〜300ルクス
  • リビングのくつろぎスペース:100〜200ルクス
  • 寝室:30〜100ルクス

ルクス(lx)とは、明るさを表す単位で、
「どれくらいの光が届いているか」を示すものです。

あくまで目安ですが、作業をする場所と、くつろぐ場所では、
これだけ明るさに差をつけることで、
無理なく快適に過ごせるようになります。

ダウンライト中心の照明計画で注意したい点

ダウンライトは主流だからこそ失敗しやすい

天井をすっきり見せられるダウンライトは、
最近の照明計画では主流になっています。
デザイン的にも取り入れやすく、多くの方が選ばれていますが、
配置や数を誤ると失敗につながりやすい照明でもあります。

特に、必要以上に数を増やしてしまうと、
天井に光が点在し、視線が散ってしまいます。

ダウンライトの位置と役割を明確にする

ダウンライトを計画するときは、
「この照明は何のためのものか」を一つずつ整理することが大切です。
通路用なのか、壁を照らすためなのか、空間全体のベース照明なのか。
役割を明確にすることで、数を増やさずに済みます。

照明計画の失敗は、明るさの不足よりも、
役割が曖昧なまま配置してしまうことで起こることが多いと感じています。

調光機能で暮らしに合わせて明るさを変える

同じ空間でも、時間帯や用途によって必要な明るさは変わります。
調光機能のある照明を選ぶことで、
一つの空間を柔軟に使い分けることができます。

特にリビングやダイニングでは、
家族団らんの時間と、作業や片付けの時間で明るさを変えられると、より快適に過ごせます。

「昼も夜も同じ明るさ」ではなく、
暮らしに合わせて調整できることが、失敗を防ぐポイントです。

実際の相談で多い照明計画の悩み

図面上では明るそうに見えたのに

完成後に、「図面では明るそうだったのに、思ったより暗く感じます」
といったご相談を受けることがあります。

照度の数字や配置図だけでは、
実際の光の広がり方や雰囲気までは想像しにくいものです。

実際の見学や体感の大切さ

図面や数字だけで判断するのではなく、
可能であれば完成見学会やモデルハウスで、
実際の照明計画を体感していただくことをおすすめしています。

時間帯を変えて見学すると、「この時間はちょうどいい」
「夜は少し暗く感じる」といった気づきが得られ、
暮らしのイメージが掴みやすくなります。

照明計画の失敗を防ぐための整理ポイント

照明計画で迷ったときは、次のような視点を一度整理してみてください。

  • 家の中で、長く過ごす場所はどこか
  • 一日の中で、明るさを変えたい時間帯はあるか
  • 作業とくつろぎを、同じ明るさで考えていないか

照明計画に一つの正解はありません。
ご家族の暮らし方に合った明るさを考えることが、
後悔しにくい選択につながります。

照明計画は毎日の心地よさを支える要素

照明は、見た目のデザインだけでなく、
毎日の気分や過ごし方に静かに影響する存在です。

暗すぎる、明るすぎると感じる違和感は、
照明そのものよりも、暮らしとのズレから生まれます。

一人で悩み続けるよりも、
生活シーンを整理しながら話せる場があると、判断はしやすくなります。

照明計画について迷っていることがあれば、
個別相談や完成見学会などで、
実際の空間を体感しながら考えてみるのも一つの方法です。

ナチュラルデザインの施工エリア

ナチュラルデザインは、京都市を中心に、亀岡市、南丹市、向日市、長岡京市、宇治市、八幡市、城陽市、大山崎町、久御山町を主な施工エリアとしております。
(事務所から車で1時間圏内を、主な施工エリアとしております。)

すぐにお伺いできる範囲にエリアを絞ることで、暮らしの中で何かあった時も迅速に対応できるようにしています。
「建てて終わり」ではなく、住まいの成長を一緒に見守れるような、地域に根ざしたパートナーでありたいと思っています。
<上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください>

よくある質問

Q1. 照明計画でよくある失敗の原因は何ですか?

A. 「明るい=安心」と考え、必要以上に照明の数を増やしてしまうことが主な原因です。影がなくなり、夜でも気持ちが切り替わらず落ち着かない空間になることがあります。大切なのは数ではなく、「必要な場所に、必要な明るさ」を配置するメリハリの利いた設計です。

Q2. 部屋や用途によって、適切な明るさの目安はありますか?

A. 作業を行うキッチンの手元は500〜600ルクス、食事を楽しむダイニングは200〜300ルクス、くつろぐリビングは100〜200ルクス、寝室は30〜100ルクスが目安です。用途に合わせて照度(ルクス)を変えることで、家の中に自然なリズムが生まれます。

Q3. 最近主流のダウンライトで注意すべき点はありますか?

A. 天井をすっきり見せられますが、役割が曖昧なまま数を増やすと視線が散り、失敗しやすくなります。通路用、壁を照らす用、ベース照明など、一つひとつの役割を明確にすることが大切です。また、調光機能を選ぶと時間帯に合わせて明るさを調整でき、失敗を防げます。

Q4. 間接照明にはどのようなメリットがありますか?

A. 壁や天井に光を当てることで、直接目に光源が入らず、やわらかく光が広がるのが特徴です。夜に眩しさを感じず、落ち着いた雰囲気でリラックスして過ごしたい方には非常におすすめです。「暗くするための照明」ではなく「やさしく照らす照明」として活用できます。

Q5. 図面だけでは明るさがイメージできない場合はどうすれば良いですか?

A. 数字や図面だけでは実際の光の広がりは分かりにくいため、完成見学会やモデルハウスで体感することをおすすめしています。特に時間帯を変えて見学することで、自分の暮らしのイメージに合った明るさかどうかを実体験として確認でき、後悔を減らすことができます。

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