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  3. 建築工事請負契約」ってなに?家づくりが本格的に動き出すタイミングで知りたい6つのポイント

こんにちは。Natural Designの岡部です。

家づくりを進める中で、インターネットや住宅雑誌など、世の中には住まいに関する情報が本当にたくさんあります。
その中で「間取りの打ち合わせ」や「コーディネートの相談」などはよく目にしますが、実はその前後にどんな契約があるのか、意外と知られていない方も多いのではないでしょうか。

今回は、家づくりの大きなステップである「建築工事請負契約(けんちくこうじうけおいけいやく)」について、一般的な内容を、できるだけわかりやすくお伝えします。

■そもそも「工事請負契約」って?

ひとことで言うと、「この内容・この金額で家を建てましょう」という正式な約束のことです。
「仮契約」や「設計契約」などを経て、家のプランがある程度固まり、建物の仕様や金額についてお互いに納得できた段階で結ぶ契約です。

この契約をもって、ようやく工事の準備が本格的にスタートします。
家づくりの“設計段階から工事段階へ”とバトンが渡る、大切なタイミングです。

 

■建築工事請負契約ではどんなことを約束するの?

契約の内容には、たとえば次のような項目が含まれています。

・建物の内容(間取り・構造・仕様など)
・工事金額と支払い方法
・工期(いつからいつまで工事を行うか)
・保証・アフターサービスの内容
・万が一のトラブルや変更時の取り決め

このように「建物の内容」「金額」「スケジュール」「保証」など、家づくりの根幹になる部分を、書面でしっかり確認し合います。
不安に感じやすいお金の部分も、きちんと明示されるので安心です。

 

■契約前に確認しておきたいポイント

請負契約の前には、会社から見積書や仕様書、設計図などの最終確認があります。
このとき、建築費用はもちろん、外構工事や各種申請費、設備のオプション費など、想定できるすべての費用を含めて確認することが大切です。

「この金額で建てられる」というお互いの共通認識を持つことで、後からの食い違いや「思っていたより高かった…」というトラブルを防げます。

もし気になる部分や、迷っているオプションがある場合は、その時点でしっかり相談しておくのがおすすめです。
契約の場は「確認と納得の時間」と捉えて大丈夫です。

 

■契約したらもう変更できないの?

多くの方が気になるのが、「契約後に内容を変えられるの?」という点です。
答えは、変更は可能ですが、注意が必要です。

たとえば契約後に「キッチンを別のメーカーにしたい」「収納を増やしたい」といった仕様変更が出ることもよくあります。
その場合は「変更契約(追加・減額契約)」という形で、変更内容を新たに書面で取り交わします。

ただし、変更のタイミングによっては工期が延びたり、追加費用が発生するケースもあるため、できるだけ早い段階で相談するのがポイントです。
また、契約後の段階では、すでにキッチンなどの設備発注が進んでいる場合もあり、すべての要望が変更できるわけではありません。あらかじめその点を理解しておくと、よりスムーズに家づくりを進められます。

家づくりは、決めることがたくさんあります。
だからこそ、「迷っても大丈夫」「相談すれば一緒に解決できる」――そんな姿勢で伴走してくれる会社を選ぶと、安心です。

 

■契約のタイミングとその後の流れ

プラン提案・概算見積
まずは、おおまかな間取りや金額のイメージを確認します。家族の希望やライフスタイルをヒアリングしながら、理想の暮らしを形にしていく最初のステップです。

設計契約・詳細打ち合わせ
間取りや仕様を細かく決めていきます。床材や壁紙、設備の種類など、暮らしの快適さを左右する要素を一つずつ選びながら、最終的な見積を作成します。

建築工事請負契約
プランと金額の内容に納得できたら、正式に契約を結びます。ここで初めて、「このプラン・この仕様で建てましょう」というお互いの約束が書面として確定します。

確認申請・着工準備
契約後は、いよいよ工事の準備に入ります。建築確認申請の提出、地盤調査、工事スケジュールの確定など、現場を動かすための手続きが進みます。

着工・上棟・完成・お引き渡し
基礎工事が始まり、棟が上がり、少しずつ家の形が見えてくると、いよいよ“家づくりが始まった”という実感が湧いてきます。
仕上げの工程を経て建物が完成し、最終確認後にお引き渡しとなります。

このように、建築工事請負契約を結ぶことで、家づくりはいよいよ“工事のスタートライン”に立ちます。
それまでは図面やCGでしか見られなかった我が家が、少しずつ形となっていく――。現場での動きが増えるこの時期は、家づくりの楽しさを一番実感できる瞬間でもあります。

 

■「見えない部分」まで知ることで、安心の家づくりを

インターネットやSNSなどでは「おしゃれな間取り」や「デザインのコツ」はたくさん見つかりますが、契約や費用の流れなど、“見えにくい部分”は後回しになりがちです。
けれど、そこをしっかり理解しておくことこそ、後悔のない家づくりにつながります。

建築工事請負契約は、難しい言葉が並んでいて不安に思うかもしれません。
でも、内容を一つずつ丁寧に説明してくれる会社なら、「よくわからないまま進んでしまった…」という心配はありません。

契約は「スタートの合図」。
安心して工事を任せられるよう、お互いが納得してサインすることが何より大切です。

 

■まとめ

建築工事請負契約は、
・工事の内容と金額を明確にするための大切な約束
・追加や変更も相談しながら柔軟に対応できるもの
・家づくりを安心して進めるための信頼の証

家づくりは大きな決断だからこそ、
「知らなかった」より「知ってから進める」ことで、
きっともっと楽しく、安心できる時間になります。

Natural Designでは、契約までの準備期間をとても大切にしています。
性能のこと、資金のこと、土地のこと、そしてお客様の求める「暮らし方」。
しっかりと事前に情報を整理していくことで、「これにしておけばよかった」「思ったより高かった」といった思い違いをできるだけ少なくし、納得のいく家づくりを進めています。

 

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