こんにちは。
ナチュラルデザインの合田太一です。
家づくりのご相談を受けていると、「打ち合わせって、何回くらいで決めないといけないんでしょうか」という声をよく耳にします。回数や期限を意識し始めると、暮らしの話よりも「このペースで大丈夫なのか」という不安が先に立ってしまうことがあります。

この記事では、打ち合わせ回数という数字に振り回されず、どう考え、どう判断していけばよいのかを整理していきます。
注文住宅の打ち合わせで「回数」が不安になる理由

よくある勘違い|打ち合わせ回数が多いほど良い家になる?
打ち合わせについて意外と多いのが、
「回数を重ねた方が、きっと良い家になるはず」
という考え方です。
ですが実際には、回数そのものが家の質を決めるわけではありません。
大切なのは、その時間の中で
- 何が分かり
- 何がまだ整理できていないのか
が見えているかどうかです。
「あと何回で決めないといけませんか?」
この言葉の裏には、決断を急がされている感覚や、「遅れてはいけない」という焦りが隠れていることが少なくありません。
要望は最初から決まらない|注文住宅の打ち合わせ実態
家づくりを考え始めた段階で、間取りや仕様の優先順位が明確な方は、実はほとんどいません。
話してみて、図面を見て、数字を知って、
そこで初めて
「これは大事にしたい」
「これは思っていたほど必要ないかもしれない」
と気づく。
注文住宅の打ち合わせは、最初から答えを持って進むものではなく、考えながら形にしていく時間です。
もし最初から回数が決まっていたら、その途中の気づきに、きちんと立ち止まれるでしょうか。
「打ち合わせ回数無制限」は何のため?考え方を整理
打ち合わせ回数無制限の本当の意味|回数より大切なこと

打ち合わせは、前へ進むためだけの時間ではありません。
迷いを整理し、理解を深め、自分たちの判断に変えていくための時間でもあります。
実際に、こんな場面があります。
- 「子ども部屋の広さを見直したい」と、お子様の成長を考え直されたケース
- 「収納の位置を変えたい」と、実際の生活動線をシミュレーションし直したケース
- 「予算配分を見直したい」と、優先順位を家族で話し合い直したケース
こうした“立ち止まり”こそが、後悔しない家づくりにつながります。
よくある相談シーン|打ち合わせで迷いが生まれる瞬間
例えば、
「この間取りで、将来も使いやすいだろうか」
「今は納得しているけれど、数年後に後悔しないだろうか」
そんな思いが頭の片隅に残ったまま、次の工程へ進むとしたら、心から安心できるでしょうか。
一度立ち止まり、その違和感を言葉にできる場があるかどうかで、家づくり全体の落ち着き方は大きく変わります。
参考|一般的な住宅会社の打ち合わせ回数

多くの住宅会社では、打ち合わせ回数に目安や上限が設けられていることがあります。
例えば、
- 基本プランの打ち合わせは3回まで
- 契約後は月1回のペース
- 仕様確定後の変更は追加費用が発生
といった形です。
これは決して悪いことではなく、スケジュール管理やコスト管理のための仕組みです。
ただ、初めての家づくりでは「このペースで本当に納得できるのか」という不安が残ることもあります。
ナチュラルデザインでは、そうした不安を減らすために、回数ではなくお客様の理解度や納得感を基準に考えています。
参考|実際の打ち合わせ回数の目安
「無制限」と言われても、実際どのくらいの回数になるのか気になる方も多いと思います。
ナチュラルデザインでお家を建てられたお客様の場合、
- 平均で10〜15回程度
- じっくり検討されたい方で20回以上
- ご要望が明確な方で7〜8回
といったケースがあります。
大切なのは回数そのものではなく、
「納得して次に進めているかどうか」です。
打ち合わせを重ねると何が変わる?判断軸の変化

打ち合わせで変わる優先順位|暮らしの判断軸
打ち合わせを進める中で、
最初に大切だと思っていたことと、途中で重視したくなることが変わるのは、ごく自然なことです。
デザインを重視していたけれど、家事動線が気になり始めた。
広さよりも、将来の使いやすさを優先したくなった。
こうした変化は、迷っているのではなく、考えが深まっている状態です。
決断を急がない選択|後悔しない家づくり判断
「今は決めない」という選択も、立派な判断のひとつです。
一度持ち帰って考える。
家族で話し合う。
時間を置いて見直す。
こうした余白を取れるかどうかが、家づくり全体の納得感に直結します。
打ち合わせでは、こんなことを話します

初期段階
- ご家族の暮らし方、大切にしたいこと
- 予算の考え方、資金計画
- 敷地の特性や法規制の確認
中期段階
- 間取りプランの検討・修正
- 動線や収納の使い勝手の確認
- 外観デザインや素材の選定
後期段階
- 設備機器、照明、スイッチ位置の決定
- 内装の色や質感の最終確認
- 外構や植栽のイメージ共有
それぞれの段階で、「今決めること」と「後で考えること」を整理しながら進めていきます。

まとめにかえて
打ち合わせ回数は、多いか少ないかで評価するものではありません。
自分たちのペースで考え、納得できる判断ができているかどうか。
その視点を持つだけで、家づくりはずっと充実したものになります。
もし今、判断に迷っていることがあれば、まずは状況を整理するところから始めてみてください。
【こんな方はぜひご相談ください】
- 打ち合わせ回数が決まっている会社で、不安を感じている
- 他社で進めているが、納得できないまま話が進んでいる
- 家づくりを始めたいが、何から相談すればいいか分からない
個別相談では、今の状況やお悩みをお聞きしながら、無理なく進められる方法を一緒に考えていきます。
<ナチュラルデザインの施工エリア>
ナチュラルデザインは、京都市を中心に、亀岡市、南丹市、向日市、長岡京市、宇治市、八幡市、城陽市、大山崎町、久御山町を主な施工エリアとしております。
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「建てて終わり」ではなく、住まいの成長を一緒に見守れるような、地域に根ざしたパートナーでありたいと考えています。
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